今年度は授賞式の会場をロンドン中心地に移し、規模も拡大して開催された業界トップの出版社AV Magazine主催の権威あるAV Awards。AV業界を率いるプロフェッショナルおよそ2000人が集うこのイベントにおいて、主催者はその音響システムに今回もNEXOが採用されました。
音響制作を担当したのは、ダービーを本拠地とするレンタルハウスSound of Music社。その同社がロンドンのEvolutionを会場とする祝賀会のメインPAに選んだのは、NEXOの新型GEO M12ミッドサイズラインアレイでした。Sound of Music社MDのSash Pochibko氏はこう言います。「AV Awardsのようなイベントに対するオーディオ再生サービスの提供は、最上級の困難を伴う仕事であると認めざるを得ません。会場には経験豊富な業界人たちのさまざまな意見が溢れていますし、さらにここは大都市の真ん中に立地する仮設の建造物であり、近隣には動物園や住宅も存在しています。」
Sound of Music社のデザイナーであるMike Burwood氏とBen Williamson氏は、メインシステムにNEXO GEO M12ラインアレイを選択し、左右ハングにラインアレイモジュール各4台と、低域の補強用に8台のMSUB18を使用しました。またこれらに加えて、ステージの上にはGEO M103台によるセンターフィルのアレイを1基、会場後方にはGEO M10 3台によるディレイ用のアレイ3基を設置し、さらにフロントフィル用にはステージ前面に沿ってNEXO ID24コンパクトキャビネットを、アウトフィル用にはNEXOの新型P12ポイントソースキャビネットを使用しました。システム全体へはNEXO NUARアンプラックがパワーを供給し、それらはイベント全体のエンジニアリングを行なっているSash Pochibko氏が陣取るFOHのヤマハCL5コンソールにDanteネットワーク経由で接続されています。
NEXOのシステムはメイン会場のさらに外側まで威力を発揮しています。バーエリアには照明トラスに吊られたPS15-R2スピーカー8台がBGMを流し、それ以外にも、VIPバーエリアの独立オーディオシステムにPS10-R2スピーカーが使用されました。
「好意的なご意見（お褒めの言葉）ばかりいただけたことからも、私たちは良い仕事ができたと確信しています！」とSash氏は言います。「クライアントは、新しいイベント会場での私たちの成果にとても満足してくれました。」
Sash Pochibko
Sound of Music Ltd
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