ヴィエンヌ川とグワール川の合流地点に位置するコンフォランは、フランス南西部にある人口約3,000人の小さな町です。しかし毎年夏になると、Festival de Confolensの開催に合わせて約150,000人が訪れます。このイベントには世界5大陸から600組のアーティストが集結し、ワールドミュージックやダンス、各地の伝統芸能を紹介するフランス最大級のフェスティバルとして知られています。
1957年に始まったこのフェスティバルは、350人のボランティアによって運営されています。会場はメインステージが設置されるテアトル・デ・リビエールをはじめ、アンリ・クルサジェ広場、サン・マキシム教会、ギャンゲット、アールなど、町内のさまざまな場所に広がっています。
フケブリュヌ・ラ・クーロンヌを拠点とするイベントサービス企業Blackline Event社は、メインステージにGEO S12を片側6台ずつ設置。これにPS15アウトフィル2台、センターフィル用PS15を2台、ニアフィル用PS10を6台、さらにPS15によるディレイシステム3基を組み合わせました。低域にはRS18を左右3台ずつカーディオイド構成で設置し、ステージ上に回り込む低域を抑えています。
Blackline Event社ゼネラルマネージャーのJean-Claude Marsaud氏は次のように語ります。「2,500席規模の大型テントは残響時間が長く、音響的に非常に難しい環境でした。NEXOの技術サポートチームのCaroleとともに綿密なシステム設計を行い、GEO S12のロングスロー性能と高域指向性によって、狙い通りのカバレージを得ることができました。」
「ディレイやアウトフィルにはPS Seriesを採用し、前方では広いカバレージを確保しながら、後方に向かって指向性を高めています。結果はシミュレーション通りで、期待以上の仕上がりとなりました。十分な明瞭度を確保できることを、高性能なNEXOシステムと入念な準備によって示すことができました。」
また、隣接する小規模ステージには、ID84コラムスピーカーとIDS312サブウーファーを組み合わせたシステムを導入。主にアコースティック主体のパフォーマンスに対して、上質なサウンドを提供しました。
同時開催されたフリンジフェスティバルでは、アンリ・クルサジェ広場の屋外ステージにおいて、ScenYnc社とAudio Concept by Ouï-Dire社が音響を担当しました。ここでは、MSUB18と組み合わせたGEO M12のグラウンドスタック構成の実地テストを行うともに、ニアフィルとサイドフィルにはPlus Seriesのポイントソーススピーカーを使用しました。これらの機材は、イベントに合わせてNEXOがリモージュのレンタル会社へ貸与したものです。
FOHエンジニアのHarold Gaudard氏は次のようにコメントしています。「客席とダンスフロアがステージ前方にあり、そのすぐ後方にはFOH卓の背後まで屋外飲食エリアが広がっていたため、カバレージコントロールが非常に重要でした。このシステムは1日14時間稼働しましたが、アコースティック音楽から深夜のDJセットまで幅広いプログラムで優れたパフォーマンスを発揮してくれました。」
会場では、NEXOの技術サポートチームのDavid HochstenbachとMagali Deschampsが現地でサポートを行いました。両名は次のようにコメントしています。
「Blackline Event社とAudio Concept社は、この特別なワールドミュージックフェスティバルにふさわしい、素晴らしいサウンドを提供してくれました。」
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