かつて1900年代初頭に乳製品を大量に生産する賑やかな施設だったキングストン・バター・ファクトリーは、オーストラリア、クイーンズランド州ローガン市の歴史的建造物として存続しています。現在は文化的な地区として繁栄し、古い工場の象徴的な赤レンガの建物と広大な敷地は、ローガンのコミュニティの創造的な中心地となるために改装され、再利用されています。最近、高性能のNEXO GEO M12ラインアレイシステムが導入され、新しく生まれ変わった会場は、その質素な始まりから遥かに進歩し、今では卓越した明瞭さとパワーで共鳴するサウンド体験を提供しています。
ブリスベンとゴールドコーストの間に位置するこのアートとエンターテインメントの中心地では、多くのコミュニティ・フェスティバル、マーケット、コンサート、イベントが開催されています。キングストン・バター・ファクトリーの多目的な屋外スペースは、イベントやライブ・パフォーマンスを開催する上で中心的な役割を果たします。この新しく改装された環境には、包括的な音響をカバーする高性能のプロ用音響システムが必要でした。キングストン・バター・ファクトリー・カルチュラル・プリシンクトには、6台のGEO M12キャビネットと2台のGEO MSUB 18がステージの両サイドに設置され、さらに2台のGEO MSUB18が両サイドにグラウンドスタックされています（合計12台のフルレンジモジュールと8台のMSUBモジュール）。ロックコンサートの脈打つエネルギーを満足させるシステムを惜しみなく与えられたキングストン・バター・ファクトリーは、小規模なものから大規模なものまで、無数のイベントにその扉を開く準備が整いました。
キングストン・バター・ファクトリーのテクニカル・プロダクション・マネージャーであるNathan Roser氏が説明するように、文化地区の音響ニーズを満たす完璧なセットアップを選択することは明確な選択でした。NEXOのフランス製ラウドスピーカーシステムは、ローガン市議会からの信頼も厚く、その高品質と機能性は、ローガンアート（*ローガン市議会が進める複数の会場で皆さんに体験の場を提供する施策）の複数の会場で好評を博しています：
「私たちの会場のオーディオ要件は幅広く、多岐にわたります。GEO M12で得たものは、私たちが大好きで以前にも使用したことのあるブランドの素晴らしいパフォーマンスのスピーカーシステムです。キングストン・バター・ファクトリーは、ローガンアートによって3番目にNEXOを導入した会場です。ローガンエンターテインメントセンターが最初にNEXOのシステムを導入して以来、私たちはこのブランドを信頼しています。NEXOのシステムは、オペレーターに一貫したサービスを提供することができ、観客は常に素晴らしい体験をして帰ることができます。会場のマッピングにはNEXOのソフトウェアパッケージを使用しましたが、ソフトウェアから現実への変換は素晴らしいものでした。M12とMSUB18は、素晴らしい品質と優れた性能を持っています。」
会場のシステム設計に欠かせなかったのは、Design Stage社のディレクター、Phil Viney氏で、その意思決定プロセスを説明します：
「システムを指定したとき、M12アレイはまだオーストラリアにはありませんでした。NEXOの高い評判と、ローガンアートのこのブランドに対する好みと愛情が選択の決め手でした。クライアントがこの結果に非常に満足していることは間違いありません。」
M12の卓越した忠実性と多用途な構成は、パワフルかつ軽快なキャビネットを提供するNEXOの熟練した技術を再び証明しました。地元の過去の遺産とNEXOの世界的に認められた次世代技術を調和させたキングストン・バター・ファクトリーは、今後何年にもわたってローガン市を豊かにする態勢を整えています。Nathan氏が説明するように、この会場はすでに積極的にイベントに参加しており、GEO M12ラインアレイがパフォーマンスの成功とコミュニティの雰囲気を盛り上げています：
「NEXO GEO M12システムは、私たちの会場における完全なターンキーオーディオソリューションです。このシステムは、顧客の維持とポジティブな観客体験にとって非常に貴重なものです。私たちは、その性能、プランニングと実行の両方に役立つ技術、そしてDANTE対応コンソールを使ってシステムを素早く接続・制御できる接続性に感銘を受けています。もちろん、卓越した音質も、私たちがNEXOを愛し、期待するようになった理由です。」
