リサイタルに完璧にマッチするP12のロープロファイル設計
リサイタルに完璧にマッチするP12のロープロファイル設計

リサイタルに完璧にマッチするP12のロープロファイル設計

10月 2020 | NEWS | Houses of Worship | P12 | Portugal

ポルトガルのリスボンの教会で行われた非常にデリケートなミュージカルリサイタルに数種類の指向角度が選択でき、見た目も低く抑えられた新しいP12ポイントソースキャビネットが完全にマッチして対応しました。

音響レンタル会社のComCultura社はピアノとソプラノ歌手による叙情詩コンサートにサウンドリインフォースメントを供給しました。会場は近代的な教会(建設は1960年代)で、奥行き35m、幅15m、天井高はほぼ10mという大きく洞窟のような内装の建造物です。

ここでの課題は、NEXOサウンドシステムから再生される増幅された声とピアノのバランスを取り、完璧な明瞭度をシンガーの声と楽器の両方で実現することでした。

教会は礼拝者の為に常時開場しているためシステムの設置時間が限られ、機器の露出も極力抑え、宗教的なことにも神聖な場所なので敬意を払いながらという多くの制約がありました。

ComCultura社はシンガーだけでなく、彼の音楽監督に寄り添うことでレパートリーを確認しショーのセットリスト中の躍動感の理解を深めました。結果的に音響エンジニアはシステムにサブウーファーが必要無いと判断し、新しいNEXO P12ポイントソースキャビネットをNXAMP4X2MK2アンプで駆動することを選択しました。メインPAはP12キャビネットを2台使用しました。複数の指向角が選択可能なP12を水平90°、垂直40°に設定し、1.7 m位置でスピーカースタンドに取り付け、教会の残響に対応させるため3.2 msのディレイを設定し、90 dBの音圧レベルを供給しました。その他に2台のP12を60°X60 °の指向角設定でシンガーとキーボードのウェッジモニターとしても使用されました。

ComCultura社はリスボンを拠点とするレンタル会社で中規模サイズのラインアレイGEO M12とサブウーファーMSUB15をはじめ、多くのNEXO製品を所有しています。

その他の情報は以下を参照ください(英語):www.mergingselect.com