1994年に開館し、ラバル地区に位置するバルセロナ現代文化センター(CCCB)は、複合的な文化施設です。現代社会が直面する重要な課題をテーマに、企画性に富んだ展覧会や講演、文学イベント、映像上映、映画祭など多彩なプログラムを展開しています。また、教育・研究・創造プロジェクトを支援するメディエーションサービスも提供しています。
ホールのイベントスペースにNEXO GEO M10システムを導入してから1年余り後、CCCBは同様のシステムを新たにシアターにも導入しました。シアターは約400㎡のフレキシブルな空間で、映画上映、コンサート、カンファレンス、パフォーマンスアートなど、多様な用途に対応しています。
本システムの供給および設置は、前回に引き続き、バルセロナを拠点とするイベント技術企業Imesde社が担当しました。本プロジェクトの背景について、音響エンジニア兼プロジェクトマネージャーのMarc Parareda氏は次のように説明します。
「既にホールに導入されているシステムとの互換性に加え、多様なステージや客席レイアウトに対応するため、システムを柔軟に移動させながら、常に最適なカバレージを確保したいという要望がありました。」
「GEO M10とMSUB15の組み合わせは非常に優れたソリューションでした。軽量なためステージ前方に設置することができ、ステージを撤去した場合には会場後方へ移動させて使用することも可能です。このように、柔軟な運用を実現できるシステム設計となっています。」
「レスポンスおよびカバレージ性能にも優れており、必要に応じてホールに設置されているL20サブウーファーを追加することで、低域のカバレージをさらに強化することが可能です。」
CCCBシアターに導入されたシステムは、左右それぞれ6台のGEO M10ラインアレイキャビネットを、2台のMSUB15と組み合わせて吊り下げた構成を基本とし、フロントフィルにはNEXOのコンパクトスピーカーID24を4台使用しています。また、ステージモニター用としてNEXO P10も4台配備。システム全体のアンプおよびプロセッシングには、Dante™ネットワークカードを搭載したNEXO NXAMPMK2パワードTDコントローラーが採用されています。
システム設計および性能予測は、スペインにおけるNEXOディストリビューターであるSoundmeans社の支援のもと、NEXOのシステム設計ソフトウェアNS-1を用いて実施されました。また、最終的なシステム調整およびコミッショニングについても同社がサポートしています。
最後にMarc Parareda氏は次のように述べています。
「本システムは、あらゆるレイアウトにおいて会場全体にわたり優れたカバレージを提供します。」
「お客様にも大変ご満足いただいており、多様な要件に柔軟に対応できるシステムとなりました。」
GEO Mについて
パワフルで柔軟性に優れたNEXO GEO M Seriesは、いずれも共通の音響特性を備えたM6 / M10 / M12の3モデルで構成されており、NEXO独自の特許技術により、コンパクトかつ軽量なキャビネットから卓越したパフォーマンスを実現します。
またエンクロージャー一体型のリギング機構と豊富なアクセサリーにより、固定設備からモバイル用途まで幅広いシーンに対応可能です。さらに、水平方向・垂直方向の可変カバレージオプションと多彩なサブベースモジュールを自在に組み合わせることができ、高次の汎用性を提供します。
Imesde社の詳細はこちら:imesde.com
CCCBの詳細はこちら:cccb.org






















































