オレゴン州セイラムを拠点とする教会音響のスペシャリストAlpha Sound社は、わずか1ヶ月強の間に2つの礼拝堂にNEXO GEO M6ラインアレイシステムを設計・施工しました。:Salem Heightsはゴスペル中心の教会で、音楽が祭典の中心となっております。これに対して国土の反対側に位置するノースカロライナ州ウェイクフォレストにあるSt. Catherine of Sienaは伝統的なカトリック教会です。
Alpha Sound社のリードエンジニアであるDevin Sheets氏は、次のように語っています。
「礼拝スペースもシステムに対する要求も全く異なるにも関わらず、GEO M6は両教会にとって完璧なソリューションであることが証明されました。実際、36日間で36台のGEO M6を両教会に設置しました。」
Salem Heightsでは、Alpha Sound社が導入した既存のNEXOシステムの大幅な拡張と建物の大規模改修が同時に行われ、新しいシステムには、牧師が大切にしてきた非常にクリアで自然なサウンドに加えて、ライブバンドに必要なパンチとSPLが要求されました。
「彼らは “ロックPA ”のようなサウンドは求めていませんでしたが、GEO M6のパワーは聴く人全てを驚かせました。さらに、M6のコンパクトなサイズのおかげで、多くのスピーカーを設置することができました。4か所の吊り点にそれぞれ9台を設置して、高い位置にフライングし、かなり広いスペースをカバーしました。また、アングル設定により、近い席からバルコニーの上部までをカバーするのに必要な角度も確保できました。」とDevin氏は報告します。
Salem Heightsでのアンプとプロセッシングは、NEXOのNXAMP4x1MK2 4チャンネルパワードTDコントローラーから供給され、カーディオイド構成でフライングされた3台のNEXO RS18サブウーファーから低域が拡張され、センターに設置した1台のNEXO P8がダウンフィルとして前方席をカバーをしています。
一方、ノースカロライナ州ウェイクフォレストでは、Alpha Sound社が従来の教会に分散型コラムスピーカーシステムを設置するという常識に挑戦し、GEO M6x12台のL/Rのフライングシステムが200フィートの身廊をカバーし、St. Catherine of Sienaが要求するスピーチや合唱の明瞭さを提供することを証明しました。
「一見、機種選定が間違っているような気がするかもしれませんが、実際、1つのステレオラインアレイソースの直接音と反射音のタイムアライメントが非常に近く、空間全体の明瞭度がより向上し、分散型コラムから生じるホットスポットやドロップアウトがなくなりました。」とDevin氏は言います。
もう一組の小型のGEO M6アレイ6台がオルガンと聖歌隊をカバーし、NEXO L18サブは低域を拡張し、NEXOのコンパクトなID Seriesから多数のスピーカーが教会の他のエリアをカバーしています。外のポルティコでは、4台のNEXO P8ポイントソーススピーカーが用意され、1000人以上の礼拝者が教会内に移動する前に外で開始するイースターの祝典などの屋外礼拝に使用できます。
「教会では、声楽、聖歌隊、オルガンの増幅された音と増幅されていない音を比較することを中心に、多くのシステムを試聴しました。NEXO GEO M6が明確な勝者となったことは驚きではありませんでした。素晴らしいスピーカーです。」
Alpha Sound社の詳細については、以下をご覧ください: alphasound.tech