STMがBANKへ行く
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6月 2018 | NEWS | Live Events | GEO M10 | GEO S12 | RS | STM | USA

アメリカ ミネアポリスの印象的なUS BANKスタジアムで行われた非常に大規模な礼拝イベントでSTM Seriesと補助用にGEO S12が使用されました。 5万人が参加した無料のPulse – Twin Citiesショーに、Reach Communications社が360°全方向にNEXOシステムを使用しました。

LeCrae、Hillsong、Jaberwockiesなど、複数のヘッドライナーがコンサートを行いました。
最近建設されたUS BANKスタジアムは、その難しい音響特性で既に知られていますが、地域最大の会場の一つとして、多くの世界的なツアーアーティストとそのエンジニアを受け入れてきました。 STM Seriesがどのようなパフォーマンスを見せるのか、NEXOに注目が集まりました。

システム構成は、メイン、アウト、サイド、ディレイにSTMを、リアにS12を、そしてフロントフィルにM10を使用し、360°で配置しました。サブはフライングとスタックのSTM S118とカーディオスタックのRS18を組み合わせました。

PA 構成:

  • メインハング: L/RにSTM M46/STM B112 x15台 + STM M28 x2
  • サイドハング: L/RにSTM M46/STM B112 x15台 + STM M28 x2台
  • 270°ハング: L/RにSTM M28 x15台
  • リアハング: L/RにGEO S12 x12台
  • 空中サブ: L/RにSTM S118 x8台
  • グラウンドサブ: L/RにRS18 (カーディオイドモード) x12台 + STM S118 (オムニモード) x8台
  • フロントフィル: GEO M1012
  • ディレイ: L/RにSTM M28 x15台
  • 駆動システム: Lake LM44 & LM26 Dante経由

Reach Communications社のDan Brown氏は、NEXOのエンジニアリング・サポート・スペシャリストであるVal GilbertとヤマハコマーシャルオーディオのPreston Grayの現場サポートのもと、スタジアムの耐荷重係数に応じたSTMシステムの仕様を決定しなければなりませんでした。 メインPAには、片側15台のSTM M46/B112メイン/ベースセットを使用し、さらに15台のSTM M46/B112をサイドアレイに配置する構成としました。 各ハングには2台のSTM M28ダウンフィルが搭載されています。 サブは片側8台のSTM S118で、グラウンドレベルには片側12台のRS18(カーディオイドモード)と8台のSTM S118(オムニモード)が設置されています。

ステージ後方向けには12台のGEO S12キャビネットが2カ所に吊り下げられ、これらのアレイと片側15台のSTM M28の270°システムとのオーバーラップエリアにおいて、その性能とカバレージは素晴らしいものでした。

システムは、Dante経由でNXAMP4x4 x62台とアナログバックアップで全て駆動しています。
システムコントロール、EQ、ディレイはLAKE LM26×1台とLM44×3台のマトリクスで構成されています。

「私たちの期待をはるかに上回るシステムでした。」とNEXOのVal Gilbertは言います。
「システムは限界に近づいていましたが、ヘッドルームが不足しているとは誰も感じておらず、エンジニアは全体的に満足しています。SPLはFOHで120dBAのピークに達しました。この会場の非常に難しい音響特性を考慮すると、全体的に非常に良い音でした。」

YCAのPreston Grayは、「米国最大級のNFLスタジアムで、比較的少数のキャビネットで達成できたカバレージの一貫性にとても驚いています。」と認めています。 これはSTM Seriesのパワーと軸外レスポンスを証明するもので、校正されたNTI XL2メーターではFOHで120dBA Peakと131dBC Peakを記録しています。

 

Further information from:

www.yamahaca.com.

www.reachcomm.net