STMシリーズと「NIGHT WITH AN OPERA」
STMシリーズと「NIGHT WITH AN OPERA」

STMシリーズと「NIGHT WITH AN OPERA」

7月 2019 | NEWS | Live Events | 45N12 | STM | Czech Republic

NEXO STMシリーズのモジュラーラインアレイは、チェコ共和国プルゼニのLochotin Amphitheaterで上演される特別プロジェクト「Night with an Opera」のPAに、5年連続で選ばれています。

今年は、J.K. Tyl TheatreでVerdiの「Nabucco」が上演されます。彼らの特別なミッションは、ロックファン、そして普段は劇場に行かない人々にオペラを広めることです。

音響制作会社RENTALPROは、6,000人以上の観衆を魅了する話題のオペラ公演を定期的に主催しています。ブルノに拠点を置く同社は、Lukas Foniok(制作技術)、Pavel Vojta(システム設計)、Jakub Lis(FOHエンジニア)からなる経験豊富なチームを編成し、毎年オペラの舞台デザインに応じた音響システムの構築にあたっています。

今年の舞台は、バベルの塔を象徴する高さ13メートルの巨大な塔2基と、紀元前600年のバビロニア帝国の光景を映し出すための、200平方メートルのLEDスクリーンが大きな特色となっています。何百もの出演者や本物の動物の登場に加えて、最先端の照明技術、映像芸術や花火、そしてもちろんファイヤージャグリング、バレエやアクロバットを出し物とするサーカスが強力な舞台効果を発揮します。

本プロジェクトでは、NEXOのSTMシリーズモジュラーラインアレイシステムとともにYamaha CL5デジタルコンソールが使用されています。これはチェコ共和国の大手オーディオプロバイダーであるRENTALPROが好んで使用する万能な組み合わせとなっています。

「Nabucco」向けの構成は、M46メインモジュールとB112ベースモジュールが各サイドに12セット、このメインPAの背後に各サイド4セットのSTM S118サブがフライングされています。これにさらに小型のSTM M28メインキャビネット(この設計ではフロントフィルとして使用)と、追加のS118サブ数台によってシステムが構築されています。また、ステージモニターはすべてNEXO 45°N-12ウェッジを採用しています。

STMシリーズは、このスペシャルイベントに理想的なシステムです。ステージ上の一流オペラ歌手たちに精緻かつ正確なサウンドを提供するとともに、高出力とダイナミックなエネルギーで、この作品をオペラという伝統的なジャンルから解き放ちます。

www.rentalpro.cz