南アフリカのフェスでSTMが鮮烈なデビューを飾りました。
南アフリカのフェスでSTMが鮮烈なデビューを飾りました。

南アフリカのフェスでSTMが鮮烈なデビューを飾りました。

10月 2020 | NEWS | Live Events | P12 | STM | South Africa

南アフリカで有名なオルタナティブロックバンドが毎年恒例のPotch Ragフェスのステージで初めてNEXO STM Seriesシステムを使用しました。Potchefstroomの街に集まった群衆は、フェスの歴史の中で初めて音響制作会社Sound Stylists社が提供するNEXOのフラッグシップラインアレイの驚異的なパワーを体験しました。

普段はのどかな街であるPotchefstroom(North West大学の所在地)で行われている毎年恒例の学生主導のイベントPotch Ragフェス。M46 18台とB112の組み合わせ、S118サブウーファー16台とM28オムニモジュール12台で構成されるフルスケールのSTMによってのどかな街が一変しました。

サブウーファーをフライングとグラウンドスタックを併用したPAデザインにより均一なカバレージを供給すると共に、最前列に集まる熱狂的な観客が欲しい大音響をグラウンドスタックで補完しました。M28オムニモジュールは、より大きなキャビネットのダウンフィル、フロントフィルとして使用され、これらの組み合わせが完璧に行えることが改めて証明されました。

ステージ上のアーティストは、NEXOが発表したP12をステージモニターとして使用し、ドラマーにはLS18サブウーファーにGEO M10 2台を組み合わせて迫力のある音を提供しました。GEO M10キャビネットは、他にも常駐DJ用のモニターとしてサイドに設置する「テキサスウェッジ」スタイルで使用されました。

システム全体はNX242コントローラーとCamco Voltex6アンプの組み合わせ、NXAMP4x4 MK1、MK2パワードコントローラーの3世代に渡るNEXOコントローラー、アンプによって駆動されました。Alpha S2は、NX242とCamco Voltex6、NXAMP4x4 MK1はメインのラインアレイ、MK2はステージモニター、トークバック用のPS8、ニアフィルモニター用のID24の3か所全てに使用されました。

全てのアンプ(NX242を除く)はLuminexのスイッチを使用したリダンダントDanteネットワークを使用しました。Danteネットワークには、FOHコンソールYamaha CL5とラック類、転換中にPAのライン系統を供給するためのCL1コンソール(こちらもラック類含む)を含んだ構成となっています。

Sound Stylists社のメンバーに隠すことはありませんが、その明瞭さとパンチの効いたSTMに驚かれたゲストエンジニアは複数居て、自身が担当するアーティストのショータイムが終了することを惜しむ方がいらっしゃいました。

より詳しい情報はこちらをご参照ください。(英語):
www.soundstylists.co.za