海辺のクラシック音楽祭に洗練されたサウンドを提供するNEXO STM
海辺のクラシック音楽祭に洗練されたサウンドを提供するNEXO STM

海辺のクラシック音楽祭に洗練されたサウンドを提供するNEXO STM

9月 2022 | NEWS

アン・ヴィオロン・シュル・ル・セーブル(砂上のヴァイオリン)は、フランス国内外から5万人ものクラシック音楽愛好家を集め、大西洋岸ロヤンの海岸で3大オーケストラのコンサートとソロリサイタルを行う無料のフェスティバルです。

今年のイベントは7月の最終週に4晩にわたって開催され、地元フクブルンのプロダクションサービス会社Black Line Event社がメインのFOHシステムとしてNEXO STMを採用しました。

加えてビーチステージの各所にフィルスピーカーを追加することで、横方向に非常に広く観客をカバーすることができます。ステージ両側のメインラインアレイは、9台のSTM M46メインモジュールと9台のSTM B112ベースモジュールを並べてフライングし、さらに3台のSTM M28オムニモジュールをダウンフィルとしてボトムに配置しました。9台のSTM S118サブウーファーを各アレイの下にカーディオイド構成でグラウンドスタックし、LFレスポンスをタイトにして低域のステージへの回り込みを減少します。またNEXO GEO M6キャビネットのペアをフロントフィルとしてステージ全体に間隔をあけて配置しました。片側3台のNEXO NUARラックがアンプとプロセッシングを供給しました。

「この種のイベントの非常に目の肥えた観客のために、大規模な屋外環境でコンサートホールのリスニング体験を再現するための非常にハイファイなシステムが必要です。」と、NEXO NS-1設定ソフトウェアを使用してシステムの設計をサポートしたNEXOエンジニアリングサポートチームのBertrand Billonは報告します。
「さらに、コンサートの最後に行われる華やかな花火の音で音楽が埋もれてしまわないように、システムには大きなパワーとヘッドルームが必要でした。STMのシステムは、この2つの点で非常に優れていました。」

Black Line Event社を代表して、マネージング・ディレクターのJean Claude Marsaud氏は、「毎年このイベントでSTMシステムを使用できることは喜ばしいことで、NEXOのエンジニアリングサポートチームと協力して仕事ができることは素晴らしいことです。」と述べています。

このコンサートのミックスは、レコーディングやライブにおけるマイキングの専門知識で広く知られている著名なレコーディングのミキシングやマスタリングエンジニアであるArnaud Houpert氏が行いました。

「”The Violin”では数年前からNEXO STMを使用していますが、このシステムでシンフォニックな音楽をミックスするのは楽しいことです。私たちは100m以上の奥行きをカバーする必要がありますが、STMはこれを完璧にこなします。また、低いSPLや非常に高いSPLでも同じ音色を維持できる稀なシステムの一つです。花火の演出があるため、フィナーレではかなり高いレベルでオーケストラをミキシングしなければなりませんが、STMのおかげで何の心配もなくこれを行うことができます。」

 

画像のクレジット: 画像1 :©Anthony Rosier  / 画像2 : ©Advance Production

 

Un Violon sur le Sableの詳細については、こちらをご覧ください。: violonsurlesable.com

Black Line Event社の詳細については、こちらをご覧ください。 facebook.com/16blackline/

Arnaud Houpert氏の詳細については、LinkedInでArnaud Houpertで検索してください。