タイの象徴的なラチャダムナン ボクシング スタジアムは、人気スポーツであるムエタイボクシングの2大会場のうちの1つです。バンコクのランドマーク的存在であるこの建物は1945年に完成し、一時期政府所有となった後、今日まで同じ家族経営の会社によって運営されています。
将来に向けて、最新世代のオーナーは、毎週月、水、木、日に開催されるファイトナイトで観客にさらにエキサイティングな体験を提供し、スポーツのテレビ放送の機会にも対応できるよう、会場の整備に着手しました。
照明と大型LEDスクリーンへの新たな投資の発表会で、会場はMr.Team Productions 社とIntouch Integration社に音響システムを依頼しましたが、この時点で常設システムに対するアップグレードの必要性もすぐに明らかになりました。
「発表会で使用したNEXO Alphaシステムは、非常に印象的なサウンドでした。その後すぐに、スタジアムのマネージャーから、3つの階層に座っている観客に明確な解説を提供し、ボクシングが終了してバンドが登場したときには完全なライブコンサート体験ができる常設システムを提案してほしいと依頼されました。」とFuzion Far East社のディレクターである Sutat Kohkiat氏は報告します。
ラチャダムナンスタジアムの新システムは、NEXO NS-1ソフトウェアを使用して設計され、地元のAV技術スペシャリストであるMr Team社によって施工され、会場の1階と2階をカバーするNEXO P15ポイントソースラウドスピーカー8台と1階をカバーするNEXO ID24の12台で構成されています。低域の拡張はカーディオイドモードで構成された4台のNEXO RS18サブスタックから行われ、バーなどの人通りの多いエリアでは邪魔にならないように脇に配置され、増幅と制御はNEXO NXAMPパワードコントローラーで行われています。
「NEXOのPlus Seriesスピーカーは、そのサイズに対して非常に高いSPL出力を持ち、ID24のようにHF分散を簡単に変更できるオプションは、一貫したカバレージを実現するのに非常に役立ちます。」と、Sutat氏は続けます。「ラチャダムナンスタジアムのNEXOシステムは、解説と音楽の両方で非常に優れた性能を発揮しています。」
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、先日バンコクで開催されたApec首脳会議に先立ち、元プロムエタイ・ボクサーのAntoine Pinto氏を案内役にラチャダムナンスタジアムを視察しました。Pinto氏に対し、フランスを代表するアスリートとしてタイで活躍したことに感謝しましたが、ラチャダムナンスタジアムでタイのボクシングファンを喜ばせているフランスの輸出品がもう一つあることをマクロン大統領が知っていたかどうかは定かではありません。
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