高さ107メートルを誇るドーム教会（アンヴァリッド教会）は、パリで最も高い教会建築であり、ナポレオンの墓をはじめとするフランスを代表する軍人の神殿でもあります。
17世紀、ルイ14世の治世に建てられた6つの礼拝堂を備えたこの象徴的な建物の見事な建築様式は、息をのむようなアンヴァリッドの夜間体験プログラム「オーラ・アンヴァリッド」で命を吹き込まれます。壁はキャンバスとなり、ダイナミックなビデオ投影と照明効果により訪問客はオーケストラの音楽に浸ることができます。
この体験は、文化事業者Cultivalの依頼によりMoment Factory社がデザインし、フランスの国立軍事博物館であるMusée de l’Arméeとのパートナーシップにより制作されました。アンヴァリッドの石壁にマッチする特注のRALカラーで仕上げられたオールNEXOのサウンドシステムは、フランスのAV技術とイベント制作のスペシャリストであるNovelty Group社によって設計・設置され、NEXOのエンジニアリング・サポートチームの支援を受けました。
4台のNEXO GEO M6コンパクトラインからなる8つのクラスターが、4つのコーナーチャペルの入り口にある柱の近くに吊り下げられ、各クラスターは対向する柱に面しています。L18サブウーファーは4つのコーナーアーチの上にマウントされ、各コーナーにはGEO M620が1台ずつドームにフライングされ、バーチャルソースを作り出します。各アーチの上にはコンパクトなNEXO ID24を配置しており，2つのサイドチャペルのテュレンヌとヴォーバンのモニュメントの上にはID24のペアが追加で取り付けられ，4つのコーナーチャペルのそれぞれにはIDS110サブによって補完されたID24のペアが取り付けられています。
音響は来場者が魔法的で崇高なものであると評する体験の中心であり、話し言葉、音楽、音風景が、建物の設計と建設、その歴史とそれにまつわる人物、そして現代におけるその役割を網羅する3楽章の旅の中で使用されています。
NEXOエンジニアリング・サポートのChristophe Girresは次のようにコメントしています。
「14秒という巨大な残響を持つこの特別なスペースに、パワフルで目立たず、一貫性のあるサウンドシステムを設置できたことは大きな成果です。GEO M6とID24は、比較的小さなキャビネットから正確なカバレージで高いSPLを達成し、カスタムRALカラーを提供する機能は、アンヴァリッド広場の歴史的な環境の中で、システムが “溶け込む “のに役立ちました。」
Photo credits : AURA Invalides – Moment Factory
Moment Factory社に関する詳細は、momentfactory.comをご覧ください。
Novelty Group社に関する詳細は、novelty-group.comをご覧ください。
