NEXO GEO S12、LS18、ID24がリューネブルクの新LKHアリーナでチームを結成
NEXO GEO S12、LS18、ID24がリューネブルクの新LKHアリーナでチームを結成

NEXO GEO S12、LS18、ID24がリューネブルクの新LKHアリーナでチームを結成

12月 2022 | NEWS | Sports Arenas | GEO S12 | ID Series | Germany

2022年夏に正式オープンしたドイツ・リューネブルクのLKHアリーナは、市が所有する3,500席の屋内会場で、同市のブンデスリーガ・バレーボールチームSVGリューネブルクの新しい本拠地となり、音楽・エンターテインメントイベントの会場としても利用される予定です。

地区の管理者は、ドイツを代表するAV技術スペシャリスト、リューネブルクを拠点とする Protones社にコンタクトしました。Protones社は、数十年の経験を持つ設備およびライブイベントのフルサービス会社であります。彼らはハノーバーを拠点とする音響コンサルタントの AiR Engineering社に相談し、サウンドシステムについて話し合いました。

NEXOスピーカーを使って既存の設計を見直したところ、大幅なコスト削減が可能であるとすぐに明らかになりました。

Protones社のマネージングディレクターである Benjamin Schulenkorf氏は次のように述べています。
「私たちはNEXOを数多く導入してきましたが、その結果はいつも本当に素晴らしいものです。LKHアリーナでは、48台のNEXO GEO S12で構成されるメインPAクラスターと、バルコニー下の補完用として28台のID24を導入することにしました。」。

「ID24は小型スピーカーでありながら大出力を備えており、会場全体で均一なSPLカバレージを実現し、またNEXO NXAMPパワードコントローラーは、ネットワーク化されたアンプ&プロセッシングのための真のプラグ&プレイソリューションを提供してくれました。さらに、音楽イベントでモバイルFOHシステムを持ち込む際にも、導入したシステムをディレイとしても使用することができます。」

LKHアリーナの設計は極めてオーソドックスで分かりやすいものでしたが、サブウーファーの構成や配置に工夫が必要だったことを、NEXOのエンジニアリングサポート長のFrançois Deffargesが説明します。
「当初はLS18サブウーファーを分散配置することを考えましたが、GEO S12クラスターを最適な高さより低くしてしまうだけでなく、干渉パターンが大きくなるため、現実的でないことが判明しました。」

「そこで、無指向性か単一指向性のどちらが良いか、低域のカバレージを下向きにするかまっすぐにするかを会場の幅または長さに沿ったセンタークラスター方式を調査しました。最終的に私たちが選択した解決策は、LS18クラスターを2台、会場の幅に沿ってバックトゥバックで配置し、カーディオイドの指向性全体を下向きにして、会場全体で30 Hzから85 Hzまで±2 dBの偏差におさえました。そして、各GEO S12クラスターを会場の中心点に適切にタイムアライメントすることで、会場の全席でクロスオーバー領域のコヒーレンシーをベストな状態に保つことができました。」

NEXOエンジニアリングサポートチームとの密接な連携により、Protones社プロジェクトマネージャーのEike Brameier氏とシステム設計者のArne Sumfleth氏は、NEXOのソフトウェア構成およびシミュレーションツールNS-1を使用してシステムの性能をモデル化し、同時に寸法、重量、重心位置、力、モーメント、荷重量および安全係数などの必要なレポートを作成することが出来ました。

protones.de
nexo-sa.com
www.landkreis-lueneburg.de