ルクセンブルグのシアターにGEO Mが導入されました
ルクセンブルグのシアターにGEO Mが導入されました

ルクセンブルグのシアターにGEO Mが導入されました

6月 2021 | NEWS | Theatres | GEO M10 | P+ Series | Luxembourg

ルクセンブルグにあるMierscher Kulturhausは、公会堂のSRシステムを全面改修し、公共のエンターテインメントの再開に備えています。

ルクセンブルグ大公国の中心に位置するMierscher Kunturhausは、380~500のキャパシティを持つ劇場です。同国で最初のNEXOラインアレイシステムを導入したこの劇場のシステム設計と設置を行ったのは、同国でのNEXO推奨パートナーであるレンタル業務と施工業務も行うLemon Event Support社です。

Kulturhausでは以前のポイントソースシステムが経年により改修することが決定され、改修は同社のPaul Thyes氏の指揮下で進められました。劇場が技術的な能力を拡張したいと考えており、演劇、展示会、ワークショップ、イベントの幅広い文化的公演をより良く提供するだけでなく、より大きなコンサートを開催できるシステムを要求されました。

コロナウイルスの制限が緩和されるとすぐに、Thyes氏とチームはKultuehausに実際にNEXOのGEO M Series 中規模サイズのラインアレイを提案内容に沿ってセットアップしてデモを行いました。公会堂は可動客席とステージの高さを下げることができるため空間が変えられるようになっています。そのためオーディオ機器をグラウンドスタックすることができないため、サブウーファーキャビネットも含む全てのコンポーネントをフライング設置する必要がありました。

最終的に採用されたシステムは、片側がGEO M10モジュール5台のL/Rシステムにそれぞれ2台のMSUB18サブウーファーを加えたシステムですが、全高が低く抑えられており非常に目立たないシステムとなりました。他にも最前列の客席をカバーするフロントフィルとしてNEXOのコンパクトなP12ポイントソースキャビネットも採用されました。

Lemon Event Support社のチーフオーディオテクニシャンであるChristophe Becker氏は、NEXO NXAMP4x4MK2コントローラーアンプに設定した2つの要素について説明してくれました。

“アレイEQを設定し、上部のキャビネットの遠達性をやや伸ばしたこと、そして座席が格納時に多くの観客が入った際のカバレージを向上させました。システムはDanteネットワークを採用したことでケーブル配線が少なく済みます。もちろんハウスエンジニアはシステム監視に優れた方法を使用できるメリットもあります。”

“この案件は我々がルクセンブルグで昨年施工した3つの内の1つです。”とPaul Thyes氏が続けます。

“Lemon Event Support社を設立してから11年に渡りNEXOキャビネットを使用していますが、最近では長期的な関係性を築け、且つ本当にモダンなラインアレイデザインを提供できるブランドを探していました。今回メーカー、ディストリビューター(Audio Technica Bebelux社)と客である我々との関係性を通じて感銘を受けました。もちろんNEXO製品は我々が固定設備市場で充分な競争力を発揮できるという手ごたえを感じています。”

Paul Thyes氏による寄稿

Lemon Event Support社へのお問い合わせは以下へ(英語)
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