フランス西部のLA BALISEパフォーマンス劇場にGEO Mが導入されました。
フランス西部のLA BALISEパフォーマンス劇場にGEO Mが導入されました。

フランス西部のLA BALISEパフォーマンス劇場にGEO Mが導入されました。

10月 2020 | NEWS | Theatres | GEO M12 | France

インテグレーションカンパニーB-Live社とNEXOのエンジニアリングサポートチームのコラボレーションによって、フランスの街、サン=ティレール=ド=リエに新設されたLa BaliseパフォーマンスホールにGEO M12ラインアレイシステムの設置が完了しました。

フランスの都市ナントとラ・ロシェルの間の西海岸に位置する極めてモダンなLa Baliseは非常に用途が広い劇場で、3パターンのレイアウトが可能です。1つ目はオールスタンディングで1,600名収容、2つ目は座席とスタンディングの組み合わせで800名収容、3つ目は全席着席で625名収容です。自治体との共同出資で、旅行者や周辺エリアの人々に対する重要な施設となることを期待して建造されました。

約1年半前、施工会社のB-Live社(改称前はMelpomen Nantes社)は音響設備をNEXOを基本として開始し、同社のエンジニアリングサポート部門はL/Rのシステム設計に新しいGEO M12ラインアレイモジュール、GEO MSUB18サブウーファーキャビネットとの組み合わせ(片側GEO M12が6台、MSUB18が2台)を使用しました。加えてNEXOの新しいPlus Seriesポイントソースキャビネットもフロントフィル、インフィルとステージモニターに使用しました。ロックダウン解除後、B-Live社はSamuel Birais氏管理の下、施工を完了し、NEXOのFrançois Deffargesが現地に赴き、システムの調整と動作確認を行いました。

“B-Live社は非常にスキルのあるチームで、極めて良い仕事をしてくれました。”とDeffarges。
“システム調整に当たり、2つの設定を念頭に行いました。最初は可動式の座席を出した状態で、次がこれを格納した1,600名のスタンディング設定です。驚くことにGEO M12の周波数特性の平均は、格納式の座席の振動や吸音等の影響があるにも関わらず、どちらの設定でもほぼ同じでした。”

日替わりで多様で異なる変化にとんだLa Baliseには地元のレンタルパートナーが必要でしたが、長きに渡ってNEXOのサプライヤーであるLR-Evénement社がサウンドの監修とオペレーション業務を請け負いました。劇場は既に小型の可動システムとしてID24ポイントソースとL15サブウーファー、NXAMPを所有しており、機材が足りないときはLR-Evénement社に相談をしていました。La Baliseのテクニカルディレクター、Maxime Drouillard氏は、NEXOをメインシステムに選定した要因にLR-Evénement社の良く知るエンジニアからの推奨と同社との関係性があったと説明してくれました。

詳細は以下を参照ください。(フランス語)
www.blivegroup.com
www.lr-evenement.com/