コンパクトで高出力のポイントソース・ラウドスピーカーで高く評価されているNEXOのPlus Seriesは2019年にP12を発売した直後から市場に歓迎されました。劇場、ホール、スポーツスタジアム、ホスピタリティの現場で幅広く導入され、世界中の数え切れないほどのレンタル会社やイベント制作会社にとって不可欠なツールとして高く評価されているPlus Seriesは、PLASA 2023で新たにP18とL20サブウーファーを発表し、ラインアップをさらに拡充させました。
既存のP8、P10、P12、P15モデルに加えて新たにラインナップされたP18は、バーチ材とポプラ材を組み合せた特注プライウッドの曲線的でモダンな筐体に、専用設計の18インチネオジウムLFドライバーと4インチダイアフラムHFドライバーを同軸構成で搭載しています。
キャビネットのフットプリント(接地面)は幅579mm×高さ680mm×奥行446mmと比較的コンパクト。
周波数特性は50Hz~20kHzで、最大音圧レベルは140dB Peak(パッシブモード)/142dB Peak(アクティブモード)と驚異的です。
Plus Seriesの他のスピーカーと同様、P18の多用途性は、高域指向角を変更可能な独創的なシステムによって強化されています。ホーンフランジを交換することで、標準装備の60°×60°から90°×40°、または非対称の50°~90°×40°まで、さまざまな指向性を選択できます。指向性の切り替えは、スチールグリルをコインで簡単に取り外し、マグネットで固定するフレアを交換するだけ、わずか15秒ほどで完了します。
新しいP18には、ツアリング仕様、固定設備仕様(パッシブのみ)、ハイブリッドTIS仕様の3バージョンがあります。ツアリング仕様では、両側の2つの大型ハンドルに35mmポールソケットとspeakON®コネクターが収納されており、キャビネットをポールスタンドやウェッジモニターで使用する際に、個別に接続することができます。背面プレートには他に2つのspeakON®コネクターが付属しています。固定設備仕様ではオーディオ入力用の2芯ケーブル付きケーブルグランドにより、屋外使用時の保護等級IP54に適合しています。
Plus Seriesの既存のL15とL18サブウーファーに加わる新しいL20は、20インチのロング・エクスカージョン・ドライバーを採用し、最大音圧141dBを達成し、低域レスポンスを28Hzまで拡張します。
NEXO NXAMPMK2またはDTD/ 汎用AMPは、マルチチャンネル、ハイパワー、ネットワーク可能なアンプと洗練されたラウドスピーカー制御および保護を組み合わせた、カスタマイズされたパワーおよびプロセッシング・ソリューションを提供します。Plusキャビネット用のリニアフェーズ・プリセットは、縦置きと横置きの両方に対応しており、NEXOの全キャビネットに対応しているため、どのようなシステムにも「プラグ&プレイ」ソリューションを素早く簡単に構成できます。
新しいP18とL20には充実したなアクセサリーを用意しており、ツアリングや固定設備のさまざまな用途に使用することが可能です。
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