Captivate AV社はその名の通り、オーストラリア ゴールドコーストの有名なイベントで観客に感動を与え続けています。設立7年目を迎えた同社は技術的な進歩の先を行くことを重視しており、NEXOのGEO M12ラインアレイシステムを音響ツールベルトに加えたことは、重要な前進であると認識しています。
Captivate AV社の創設者であるChris Lang氏とRussell Baker氏は、長年の業界経験に裏打ちされた緻密な実行力と、クライアントの体験をカスタマイズするための真の熱意によって、その名を轟かせています。
同社はGEO S12に続きGEO M12も導入し、常に最大限の効果を狙ってAV技術を厳選しています。
「過去にNEXOのGEO S12を使用し、とても良かった経験から、GEO M12が発表されたとき、NEXOの次世代機器にとても興奮しました。私たちを惹きつけたのは、すべてのリギング機能が全体的に向上していることと、内部が大幅にアップグレードされていることでした。私たちは以前、他の施工でM10を使用していましたが、より大きなM12は、より幅広いライブで使用するための多用途な資産になると感じています。また、M12はSTMを使用するよりも軽量なので、重量制限のある場面でアレイをより多く吊ることができるのも気に入っています。」
GEO M12は、NEXO最先端のSRテクノロジーをコンパクトかつ軽量なキャビネットに収め、ツアリングや固定設備の様々な用途に対応できるよう設計されており、簡単にフライングやスタックを行うことができます。GEO M SeriesのフラッグシップであるM12には、高SPLのラインアレイエレメントと汎用性の高いアクセサリーを用意しています。NEXOの卓越したラインアレイソリューションの一つとして登場したGEO M12システムは、同クラスの競合製品よりもコンパクトなキャビネットから、常に均一な会場カバレージで原音に近いフルレンジオーディオを提供します。
GEO M12のテクノロジーを様々なライブイベントで活用しているChris氏は、WolfmotherとMaryborough Carolsという2つの注目すべきショーでの構成について説明します。
「ラインアレイを使ったライブはすでに何度も行っています。Maryborough Carolsは、3000人から4000人規模の大規模なコミュニティイベントでした。両サイドにはM1210を5台、ボトムにはM1220を使用し、フライングアレイのエレメントとグラウンドスタックのSTM S118サブを組み合わせることにしました。アレイはステージのリギングからフライングされ、非常に軽量で吊りこみも簡単でした。12インチドライバーを搭載しているため、中域のボックスを追加する必要はなく、すべてアクティブモードで動作させ、より良いスローイングが実現しました。」
Wolfmotherのコンサートではグラウンドスタックのアレンジを選択しました。Chris氏がセットアップについて説明します。
「3段スタックのMSUB18の上にM1210を2台、M1220を1台、合計3台をスタックしました。会場の騒音レベルの制約を守る必要があったため、サブウーファーはカーディオイド指向性を選択し、2台を前向きに、1台を逆向きに使用しました。カーディオイド指向性により、低音域を前方に導くことができ、近隣住民を満足させることができました。また、NEXOの柔軟な分散機能を活用し、必要に応じてCDDフランジを追加し、カバレージを拡大しました。通常の90度の水平拡散ではなく、Wolfmotherとキャロルイベントの両方のボックスで120度のフレアアタッチメントを使用しました。アレイ下部の指向角を広げることで、ステージに近い場所までカバーすることができました。これを実現するのに簡単なマグネットでとりつけるだけでできてしまうところが気に入っています。」
NEXOは、優れた音響性能と適応性の高い迅速なリギングオプションを組み合わせた一連の入念な技術により、GEO M12をオーディオ品質、セットアップ速度、重量が重要な要素となる幅広いシナリオに最適な選択肢として確立しています。このシステムがさらに優れたものになることを望んでいるChris氏は、これまでの経験を次のように語っています。「ミキシングが非常に簡単で、オールラウンドなソリューションです。とても感動しています!」