オランダの都市アーネムに位置するFidato社は、オーディオビジュアル・プロジェクト・デザイン、イベント、マルチメディア・ソリューションを専門としています。1992年の設立以来、Fidato社はオランダ有数のAVテクノロジー企業に成長し、50人の専門家チームが企業、政府機関、教育機関などさまざまな分野での設置を成功させています。
システムインテグレーターのFidato社は、オランダの2つの主要な大学で最近行われたプロジェクトで、長期的な戦略的パートナーであるAudio-Technica Benelux社に依頼し、全く異なる2つの講義場にNEXOサウンドシステムを提案しました。
ナイメーヘンにあるラドバウド大学は、50以上の学士課程を提供しており、オランダの大学ガイドでは、オランダで最も優れた一般的で伝統的な大学のひとつとされています。
「ラドボウドのスペースは幅が 15メートル以上ありますが、奥行きはわずか10 メートルで、階段状の座席の高さは 4メートル以上あります。」とAudio-Technica社のセールス エンジニア、Bert Koenders氏は報告します。 「そこで、Fidato社とともに、PSホーン付きのNEXO P12を中心に、L18サブウーファーを左右に配置し、40°×90°ホーン付きのP12を左右に1組ずつ配置することを提案しました。P12キャビネットのHF指向性をホーンインサートで変更できる機能は、客席の高さが上昇する広い部屋で均一なカバレージを実現するために不可欠でした。」
ヨーロッパの入札を勝ち抜いたFidato社は、ロッテルダム応用科学大学のAVパートナーです。有名な港湾都市であるロッテルダムに11の校舎を構える同大学は、100の学士号、26の修士号、32の準学士号コースを提供し、学生総数は40,000人にのぼります。
大学の最近のプロジェクトでは、講義室でより安定したカバレージとより優れた音声明瞭度を提供するために、既存の音響システムを置き換える必要がありました。講義室は階層化されていますが、今回は幅よりもはるかに奥行きがありました。
「NEXOのコンパクトなGEO M6ラインアレイは、このような用途に最適です。」とBert氏は続けます。「私たちは、120度の指向角を持つGEO M6を左右のキャビネットに7本ずつ配置し、L15サブウーファーをフライングするシステムを提案しました。アンプとプロセッシングはNEXO NXAMP4x1MK2を左右に1台ずつ使用し、M6用に3チャンネル、サブ用に1チャンネルです。このシステムは、講義場のトラスと天井の色を引き立てるために白で仕上げられています。」
Fidato社 を代表してプロジェクト マネージャーの Erik te Vaanhold 氏は次のように述べています。
「システム設計から最終調整に至るまで、AudioTechnica社のチームからNEXOに関して得られるサポートのおかげで、Fidato で設定した高性能基準を確実に満たすことができます。これにより、複雑な状況に適切なオーディオソリューションを提供する方法がわかり、高品質基準のおかげでお客様を満足させることができます。」
Fidato社に関する詳細は、fidato.nlをご覧ください。
