GEO MラインアレイSAVOIE EXPOに導入される
GEO MラインアレイSAVOIE EXPOに導入される

GEO MラインアレイSAVOIE EXPOに導入される

11月 2020 | NEWS | Theatres | GEO M10 | P+ Series | France

2021年には大型のライブイベントが戻ってくることを予想して、Savoie Expoが新しい会場のNEXO SRシステムに多大な投資を行ったことは、フランスの展示会や会議業界にとってポジティブな兆候かと思われます。

Savoie Expoは、フランス第2の観光地域の中心、アルプス地方のシャンベリーに位置しています。このロケーションは、リヨンとジュネーブに密接し、夏のレクリエーションや冬のスポーツでも知られ、広範囲に渡る見本市、展示会や著名なセミナーや会議を主催するため戦略的に優位性のあるこの場所に建設されました。

今年初旬にオープンしたホールEは、2,000平米の展示会エリア、会議では1,000人を収容、フォーマルディナーでは1,200人を収容する充実した多目的な会場で、収納可能な可動席を持つためオーディオシステムは多様な構成に対応する必要があります。そのため、シャンベリーを拠点とするELYPSE Group社がNEXOのシステムデザインの助言を受けながら設置と統合サービスを請け負いました。

NEXOエンジニアリングサポートのスペシャリスト、Christophe Girresは実際にシャンベリーを訪れ、最終調整を行いました。“システムは3つのパターンで使用されることになったので、最終調整もそれらの設定毎に行いました。1つめは、段状の客席の目の前にステージを設置した設定、2つめは段状の客席はそのままで、ステージを離した設定、3つめは段状の客席を格納したスタンディングのフリーエリアを想定した設定でした。これらに対応するため全てのPAシステムエレメントは可動としました。四角に組まれた吊り下げトラスには、サブウーファークラスターとアウトフィルとセンターフィル用キャビネットとしてポイントソースP8が吊り下げられています。このトラスの前部にGEO M10ラインアレイも吊り下げることが可能となっていますが、これもまた可動システムとなっています。”

このNEXOの中型サイズのGEO M10の各アレイは、M1012 x5台に120度フランジを取り付けたM1025 x1台で構成されています。L/Rのクラスターは、トラスに吊り下げた時に後ろに位置する2台のMSUB15によって完全な物となりますが、視覚的にあまり目立たないようになっています。NEXOの新しいコンパクトなポイントソースキャビネットP8は両サイドに100°x100°の指向性でアウトフィルで使用され、センターフィルには1台のP8(110°x60°設定)が使用されています。これらのシステムは全てNXAMP4x2MK2アンプで駆動されています。

“大音量のEDM等様々な曲を聴いてみましたが、Savoie Expoのエンジニアは例え大音量の時でもシステムが刺さるようなキツさが無いことに驚いていました。システムの低域と中域は非常にクリアで主に会議やビデオ上映、小型のコンサート等の用途に完全に適していると思います。”

 

詳細は下記にお問い合わせください。(フランス語):
Elypse Group
[email protected]