オールホワイトのGEO M10、ドイツの教会に導入
オールホワイトのGEO M10、ドイツの教会に導入

オールホワイトのGEO M10、ドイツの教会に導入

10月 2020 | NEWS | Houses of Worship | GEO M10 | ID Series | Germany

大音量を出さずにカバレージと明瞭性を確保すること。これはドイツ西部のクレーフェルトにあるキリスト教会、Krefeld Gemeinde des Herrn Jesusが彼らの神聖な場所に新しいサウンドシステムの設計と設置をTon & Technik社に依頼する際に求めた簡潔な要望でした。

定期的にバンドがステージで演奏するため、教会には高い音圧レベルを高品質で、また音楽性を正確に提供しながら且つうるさくならずに実現できるPAシステムが必要でした。

“システムにはバンド音楽と共にクラシックのコーラスやオーケストラが扱える必要がありました。”と説明するのはTon & Technik Scheffe GmBH社のMatthias Scheffe氏です。“当然ですが、教会サービス時のスピーチの完全な明瞭性と良いカバレージも提供しなくてはなりません。”

同氏とTon & Technik社のチームは、NEXOのGEO M10中型ラインアレイをこのプロジェクトに選定しました。“音響的には難しい環境ではありませんでした。部屋は2年前に私もアドバイザーとして加わり、音響的要素を多数含んだ改修を行っていました。しかしながら既存のPAシステムは教会の要望で良く知られたメーカーの製品にアップグレードする必要がありました。これは単純明快で彼らは投資を良い物としたかったからです。”

L/Rのクラスター構成のメインPAは、1台のMSUB15サブウーファーキャビネットの下にGEO M1012を4台とGEO M1025を1台吊り下げ、全て白色に塗装されています。NEXOの非常にコンパクトなID24スピーカーもフロントフィルとしてステージに設置されています。白いPS10キャビネットも各GEO M10ラインアレイの後ろとセンターに聖歌隊のモニター用でフライング設置されています。ステージモニターにはNEXO PS8がペアで用意されています。

システムはFOHのYamaha QL5デジタルミキサーとRio1608ステージボックスでコントロールされ、NEXOの次世代アンプ、NXAMP4x2MK2 2台とNXAMP4x1MK2 1台で駆動されます。

“このアンプは、非常に静かで簡単に使用でき、信頼性もあります。”とScheffe氏。“教会は簡潔な要望を満たしたこの投資に非常に満足されています。音質に関しては期待以上だとも言われています。”

詳細な情報は以下を参照ください(ドイツ語)
www.tontechnik-scheffe.de/